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~萬世ノ永キニ渡リ人々ニ愛サレル道トナレ~
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先日5/17に行われた雨の中の万世大路調査(東栗子T~栗子ずい道往復コース)において、岩片をサンプリングしてきた。

初めての調査で、いまいち要領を得なかったのですが、代表からの的確な指示の中に、トンネルの崩落箇所などで道路に堆積した土砂をサンプリングして、どのような岩石なのか調査してみては・・・という話があったのです。

私なんかは、高校、大学受験で「地学」として勉強した知識、それとお仕事で少し関連した地質の知識を結集しても、岩の名前や特徴を見出し、崩落との因果関係を説明するのは無理なのですが、なんと地質のプロは知っているのです。

というわけで、私のほうではいくばくかの地質関係の資料と、サンプルを地質のプロの知人のところで評価してもらった。


本当はもっと沢山サンプリングしても良かったのだが、なにぶん要領を得ていないので申し訳ありません。またこの文章の中で、前回レポートと食い違い?なんてものは気にしないでください。なにぶん岩石の名前なんていうのは、学者ごとにちかうのもシバシバです。言ったもの勝ち?ってことで私も正解、地質屋さんも正解ってことでお許しください。

P6040004.jpg
こちらの岩石は烏川層の変朽安山岩(プロピライト)といって海底で溶岩が噴出したもの。灰色のもの。

この岩片は二つ小屋ずい道の福島坑口~58m地点(歩測による)の崩落箇所より採取。
P6040002.jpg
続いて247と書かれたこの岩片は、同じく烏川層の変朽安山岩です。

この崩落箇所は、崩落跡が柱状節理となっており、少しの振動などで簡単に落ちてきそうな状態でした。

この程度の大きさのサイコロ状に節理が発達しているので、年数とともに崩壊が進み、崩落の衝撃か、上載荷重でコンクリートが破壊され、崩落に至ったのではないでしょうか?

P6040003.jpgこちらの岩片は、、、栗子ずい道の福島側から150m(歩測(したっけ?))地点。岩石は流紋岩です。

この周辺で覆工コンクリートの水平クラック(1ミリ以上のクラック幅)が発達している。

烏川層に緑色凝灰岩層があるので、ここにモンモリロナイトの存在が怪しく感じられる。

当時の建設工事文献を紐解くと、福島側は軟質で、山形側が硬質だったらしい。
P6040001.jpg
で最後の岩片がこちら。一見花崗岩にも見えるが、こちらは真珠岩というようです。

これは栗子ずい道福島側から山形側へ進み、県境のプレートから50m程度すすんだ崩落部のサンプル。

とても硬質だが、大きく割れる性質がある。烏川層と貫入岩の間にある岩になる。

こちらも大きく割れる性質上、崩落の衝撃で覆工コンクリートが破壊された可能性があるようです。

調査後にしらべたのはここまで、

このほか今現在興味津々なのが、二つのトンネルをいつ内巻したのか?

先ほどの水平クラック、各崩落の原因・・・

丸太の跡が二つ小屋ずい道の247m付近に残っていましたが、私の見立てでは施工当時の頂設導坑のころがし跡のようです。

次回調査のときは
1.忘れてきた点検ハンマーを栗子ずい道から拾ってくること
2.トンネル展開図にトンネルの変状をスケッチする
3.コンクリート強度の調査

などをしてみたいと思います。(本当かいな?)

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